HONEYTRAP(番外編)~お見合い結婚のススメ~
結局、吉良さん…私と名雲先輩と同じテーブル席に着席。
「手作りにしては…凄くない?」
吉良さんは私達の目の前でチョコのラッピングを解いた。
二人は私の手作りトリュフのクオルティの高さに圧倒された。
そりゃ~私はこのバレンタインの為に駅前の製菓学校のショコラティエ養成コースに通ったんだから…
浅見さんが甘い物が苦手と知っていれば、製菓学校なんて通わなかったのに。
無駄なお金を使ってしまった。
「…これ…本当に俺が食べてもいいワケ?緑川さん」
「あ、はい」
本来なら…浅見さんに食べて欲しいんだけど。
吉良さんはトリュフを一口で食べる。
「リキュールがきいててオトナのチョコだね…これなら…浅見も食べられるかも…」
「そうですか!?浅見さんをイメージに作ってみたんです…あの人ってクールでそれでいてオトナでしょ?だから…少し多めにオレンジリキュールを加えて作ったんです」
「手作りにしては…凄くない?」
吉良さんは私達の目の前でチョコのラッピングを解いた。
二人は私の手作りトリュフのクオルティの高さに圧倒された。
そりゃ~私はこのバレンタインの為に駅前の製菓学校のショコラティエ養成コースに通ったんだから…
浅見さんが甘い物が苦手と知っていれば、製菓学校なんて通わなかったのに。
無駄なお金を使ってしまった。
「…これ…本当に俺が食べてもいいワケ?緑川さん」
「あ、はい」
本来なら…浅見さんに食べて欲しいんだけど。
吉良さんはトリュフを一口で食べる。
「リキュールがきいててオトナのチョコだね…これなら…浅見も食べられるかも…」
「そうですか!?浅見さんをイメージに作ってみたんです…あの人ってクールでそれでいてオトナでしょ?だから…少し多めにオレンジリキュールを加えて作ったんです」