HONEYTRAP(番外編)~お見合い結婚のススメ~
「この間も言ったはずだ。結婚生活はおままごとじゃないと」
「判っています。私は絶対に芳也さんと結婚します!」
片思いには戻りたくない。
「私はどんなコトがあっても貴方に付いて行きます」
「思い込めばお前は一途だな・・・」
「私…芳也さんのコトが大好きなんです!」
「判ってる。お前はいつも俺にコトを全開に想って尽くしてくれる。そんなお前が可愛いと思うし、愛しいと思う。お前が俺に付いて来るつもりなら…俺は会社を辞める」
「芳也…さん!?」
「お前は仕事続けたいんだろ?」
「もしかして私の為に会社辞めるんですか?」
「お前は東京で仕事を続けるんだ。名古屋には行けないだろ?辞めても直ぐに仕事は探すつもりだから…安心しろ」
彼はクールだけど心の中は私への熱い想いで一杯だった。
「吉良にはこのまま朝まで帰って来ないように言おうか?」
「えっ!?」
「言葉の意味判るよな。俺は来桃の中も自分のモノにしたい」
浅見さんは上着のポケットの中のスマホを取り出し吉良さんに『LINE』した。
「私…初めてだから優しくお願いします・・・」
「優しくするよ」
彼のバリトンの声音に優しさが溢れる。
END
「判っています。私は絶対に芳也さんと結婚します!」
片思いには戻りたくない。
「私はどんなコトがあっても貴方に付いて行きます」
「思い込めばお前は一途だな・・・」
「私…芳也さんのコトが大好きなんです!」
「判ってる。お前はいつも俺にコトを全開に想って尽くしてくれる。そんなお前が可愛いと思うし、愛しいと思う。お前が俺に付いて来るつもりなら…俺は会社を辞める」
「芳也…さん!?」
「お前は仕事続けたいんだろ?」
「もしかして私の為に会社辞めるんですか?」
「お前は東京で仕事を続けるんだ。名古屋には行けないだろ?辞めても直ぐに仕事は探すつもりだから…安心しろ」
彼はクールだけど心の中は私への熱い想いで一杯だった。
「吉良にはこのまま朝まで帰って来ないように言おうか?」
「えっ!?」
「言葉の意味判るよな。俺は来桃の中も自分のモノにしたい」
浅見さんは上着のポケットの中のスマホを取り出し吉良さんに『LINE』した。
「私…初めてだから優しくお願いします・・・」
「優しくするよ」
彼のバリトンの声音に優しさが溢れる。
END