嘘つき*シュガー





見間違えるはずがない。




目が覚めるような金髪。




間違いなく、あたしに声をかけてきた女の子だった。




あの子のせいであたしは階段から――。




そう思いながら、女の子の前にいる人物を見て、あたしは絶句。




「な、んで……」




日の光に照らされた、綺麗な髪。




なんで晴真先輩と一緒にいるの?




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