嘘つき*シュガー




俺を挑発する玉木弥。




それで、俺が焦ると思ってる?



そんなに俺は余裕がなく見えるのか?





「……別に。受けてもいいよ、その勝負」




だったらやってやろうじゃないか。




そんな俺に、玉木弥は笑った。




「ありがとうございます。じゃあ、楽しみにしてます」




それだけ言うと、玉木弥は帰って行った。




「……いいの、今ので」





元輝が俺を見る。




< 93 / 403 >

この作品をシェア

pagetop