女子高生ひろいました
第1話
「私のお家(ヒック)なくなっちゃった(ヒック)」←泣いてます。

「(ヒック)パパは借金取りに追われていなくなっちゃうし もうどうしたら」

カシャン!

リョはブランコに乗ってるミィを強く抱きしめる

ぎゅ

「大丈夫 俺が君のことは一生守ってあげる」

「(ふぇっ)リョ…!」

「好きだよミィ 俺の子猫」

↑携帯小説です。

「感心感心」

「(///∇///)」

「俺のかいたケータイ小説の新作チェックしてるなんてエラいな みぃ」

「!!(///∇///)」

「諒!!!」

「ちょっと!!何この甘×2展開っっ!!!事実と全然ちがう!!」

「確かに小説どおり諒にひろってもらったけど」

『家 ないのか?』

「実際は生活の面倒見てもらうかわりに 長い契約書にサインさせたじゃないっっ!!守れたらひろってやるって言ってたもんっっ」

「俺も小説のように みぃを甘やかしてやりたいけど」(はぁ)

「にゃっ」

みぃの手を掴んで額にキスをする諒。

「『ミィ』みたいに みぃは素直じゃないからな」

(ちゅ)

「ひゃっ/////」

「ダメ─────────っっ!!!」

「お前な契約の中に新作の恋人役やるって入ってるだろ」

「それはっっ『仮』の恋人であって本当の恋人じゃないんだから…えっち…なことはナシッッ!!!!」

ばさっ←諒が上着を脱ぐ

「…って人の話きいてる!!?」

「みぃがどんな可愛い反応するのか いまいち掴みきれなくてね」

諒は みぃにキスをしようとする

「ダッ ダメッ///////」

(かぷっ)軽くみぃの耳を噛む

「ひゃっっ/////」

「ハハッ カワイイ」

「いい反応 そそられる」

[きゃ───っっ////待ってぇえっっ///]←心の声

トゥルル←電話の音

<メッセージをどうぞ>

『小○館の萩原ですっっ!!!』

『ちょっとっっ先生どこにいらっしゃるんですかっっ!!!!締め切り明日ですよっっ!電話出てくださ────いっっ』

その電話は諒の編集さんからの電話だった。

「ちっ、いいところに」

「た…助かった」(;A´▽`A

クスッと諒が笑う

「あー!私 夕飯の支度しなきゃ(にげろっっ)」

「オイ みぃ」


白銀 諒 シロガネ リョウ
(P.N Ryo)ペンネーム リョウ
有名大学に通う
超売れっ子 ケータイ小説家
女子高生を主人公にした小説を書きたいからと
私は 彼のおうちに住みこみで
小説のモデル&家事全般をひきうけている

かしょんっと突然 みぃの手に手錠をベッドにかける

超イケメンで優しくて めっちゃ紳士なパーフェクト男
なのは表面だけ

「いい子で待ってろよ」

実は超がつくドSオトコだったんです
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