女子高生ひろいました
第3話
**みぃと友達が帰る途中**

「ん──っっもうっっ Ryoってば最近全然更新しないっっ つまんないっっ」

「みぃももったいぶらないでHぐらいしてあげなよっっ」(-ε-)

「簡単に言わないでよ」(;>_<;)//

(最近それでなくてもドキドキして顔合わせづらいのに…)

諒がカフェに誰かと話しているのをみぃが気づく。

(諒━━━━)

「あ!!Ryoじゃん!!!綺麗な人連れてるね みぃ知ってる?」

「編集の萩原さんと …隣の人は知らない」

(本当 キレイな人)

みぃが諒達を黙って見ていた。

「ま、みぃも気になるよね!店入ろ!」

カランっとドアを開けてカフェに入っていく二人。

「ちょっ、私はっっ」

諒達の向かい側のテーブルに座る。

「琴美〜〜〜っっ」

「大丈夫だって!!!」


ー一方 諒の方はー

「━━で?わざわざ呼び出して何か問題でも?」

「大アリですよ!!先生っっ!早く続きかいてくださいっっ」

「読者からもメールが殺到してるんですよ!!」

「気が乗らないんだよ」

「もしかして…例のモデルの子ですか?」

「先生、話のモデル 私じゃダメですか?」

「…君は?」

「高田有紗 女優の卵です」

「す━━━━っごい可愛い子でしょ!!?自らモデルやりたいって言ってるんですよ」

みぃが少し顔を曇らせる。

「確かに可愛いな」

ヤダ…

「──もし俺が何か要求したとして君はどこまでできる?」

「私 先生のファンなんです。だから先生にならどこまでも」

ヤメテ━━━…

「いい返事だな」

諒のモデルは
私なのに

「ちょっ…みぃ平気!?顔真っ青だよっっ」

お願い
断って

早く

「心惹かれる誘いだな」

「先生それじゃあ━━━」

「うっそ マジ!!?」

「────帰る」

「えっ、ちょっ みぃ!!!」

ガランっとみぃがドアを開けた瞬間 外は大雨が降っていた。

ザー ザー←雨の音


心のどこかで

諒は私を
選んでくれる
そう思ってた

私だから
そばに
いさせて
くれるんだって


私だけが
特別だって

…ニセの恋人の自覚なさすぎ

イヤ
違う
諒が悪い

(だって諒の態度とか小説よんだら誰だって勘違いするもん)

特に小説!!
感情 こもりすぎっっ

次は

あの人を思って
かくのかな━━━━━

「あっ」

ポチャンッ←携帯を水溜まりに落としてしまう。

「うわっ スミマセン!!」
「ケータイ大丈夫ですか?」


濡れた携帯を見ながらみぃは言う。

「…いいんです。━━壊れてちょうどよかったから」




契約も
終わりなのかな━━━…
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