女子高生ひろいました
第6話
**みぃの部屋**

諒のバカッッッ!!!!

(デートって言うからちょっと期待しちゃったじゃないっっ)

クリスマスって
もっとロマンチックな
モノなんじゃないの…?

雑誌を手に取りパラパラっとページをめくる。

それを
エッチ エッチって━━━


【━━消灯式を恋人同士で見ると永遠に一緒にいられる━━】

ページをめくっていたら気になるページを発見したのか、みぃはページをじぃーと見つめた。

(わ━━っ 素敵っっ///)

…諒と過ごす初めてのクリスマス

私凄い楽しみにしてたんだよ…

イルミネーション見ながらお買い物して

いつもより
ちょっと豪勢なディナーを楽しんで…

そして夜

東京タワーの下
消灯式を2人で見られればなぁ…って

そんな
ロマンチックなクリスマスを過ごしたいのに━━…

そう思いながらも次のページをめくるとお悩み相談のページに気づき読んでみることにした。

Q、私は今悩んでます。
彼と会うたび
『H』ばかり求められて…。
クリスマスも会う約束を
しましたが
Hだけで終わりそう。

私 愛されてるんでしょうか…?

そして、その答えはというと…

A、愛されてません!!!
それはただのセ・フ・レです!!

…やっぱり愛されてないのかな…。

**

「えっ、取材旅行!?」

「ああ、急に決まって24・25日って家を空ける」

「クリスマスに仕事なんだ」とみぃはしょんぼりしながら諒の顔を見ながら言った。

「クスクス クリスマスそんなに俺と過ごしたかったのか?」

かあっとみぃは赤くなる。

「べっ、別にそんなことないもんっっ」

「1人でも全然平気だもんっっ 見たいTVとかいっぱいあるしっっそれにっっ」

「クスクス ハイハイ …じゃあいい子でお留守番してろよ」

諒はみぃの頭を軽く撫でた。

「諒っっっ//////」

ぱたんっと諒はドアを閉め仕事へ行った。

何 この子供扱いっっっっっっ!!!!

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