ばかっぷるにお任せ!
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海香と昼飯を食べ終えて、教室に戻った。
「おい」
「…………………」
「航汰」
「…………………」
「てめぇ、俺を無視するとは良い度胸だなぁぁぁ!!!」
―――――ドスッ
「………うっ。」
ぼーっと待ち受け(もちろん、海香の写メ) を見ていたら、祐悟の鉄拳をくらった。
「デレデレしやがって!俺の話も聞け!」
「なんだよ、ソロ充の祐悟くん」
―――――――ドスッ
ちょっとからかっただけなのに、俺は本日2回目の鉄拳を喰らうことになってしまったのだった。