君のいない街で
嫌い
自分が嫌になる。

女々しすぎる。

彼女は自分の道を歩み始めた。
僕はそれを引き止めることすらしなかった。
それなのに…
あのとき“待って”と言えたら。

後悔してももう遅いのに。

故郷に戻ればまた会えるかもしれない。

いや。もう会わないと決めたんだ。

ここで戻ってしまえば僕はきっと、変われない。
何もできない自分なんか嫌いだ。
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