君のいない街で
詩 見世物

犬と会えず

僕はもう自暴自棄

見たければ

見ればいい

僕はもう

何も望まない

子供に囲まれる

敗北感なんて

関係ない

一匹狼は

それらしく

ただ堂々と

居座ればいい

そうして僕は

自分を慰めていた
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