君のいない街で
詩 想い出の中で

ライオンとハイエナに

向かって

一言だけいった

“おかえり”

やっと会えたね

僕と一緒にいてよ

二人は僕に

掛け替えない

仲間だと

気付いたんだよ

蘇る想い出が

僕の胸を締め付けて

涙を溢れさせた

ライオンが優しく

僕を抱きしめて

“ただいま。友よ。”

ただそれだけの

短い言葉が

うれしくてうれしくて

涙はとまる事なく

溢れ続けた
< 212 / 214 >

この作品をシェア

pagetop