君のいない街で
詩 追いかけっこ

ずっと犬と

遊んでいたい

ずっと感じていたい

楽しい一時は

一瞬で

消えてしまうのを

知らなかった

日が暮れて

寂しげに

遠くへいってしまう犬

僕はただ

尻尾を見ていた

また明日

きっと来てくれる

そう思っていたんだ
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