君のいない街で
詩 夢の中で

犬が来てくれた

ガラスも無くなった

やっと触れることが

出来た

犬の顔をなめると

犬も僕をなめてくれた

じゃれあって

追い掛けて

夢見心地だった

ふと気付くと

犬が消えていて

探し回ったのに

見つからない

おかしいな

そういえば

動けなくなったはず

なのに

なんでこんなに元気

なんだろう

そういえば

ガラスもない

気付いてしまった

これは夢の中
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