君のいない街で
詩 再開

ちぎれちぎれの声で

吠えまくり

やっと見付けたのは

ボロボロの犬

寝そべって

悲しげな顔は

とても

見ることが出来ない

“大丈夫だよ”と

顔を傷を

なめたが

反応はない

憎いやつだ

人間なんて

いなくなってしまえば

いいのに

< 60 / 214 >

この作品をシェア

pagetop