君のいない街で
詩 狼の背中
傷だらけで
足もまともに
動かない
犬のそばを
はなれるのが
惜しい
体が
そういっている
ようにも
思える
振り向くと
まだ寝ている犬
涙で前が
見えない
早くここから
去らなければ
僕はここに
いては
いけないんだ
傷だらけで
足もまともに
動かない
犬のそばを
はなれるのが
惜しい
体が
そういっている
ようにも
思える
振り向くと
まだ寝ている犬
涙で前が
見えない
早くここから
去らなければ
僕はここに
いては
いけないんだ