君のいない街で
詩 首輪
とぼとぼと
歩き始めた
僕の背に
犬の視線を感じた
振り返っちゃいけない
決意が鈍るだけだ
それでも
これが最後だと
振り返ってしまった
無理した笑顔
そんなのいくら俺でも
わかるんだ
余計に悲しくなるだけ
ちらりと見えた首筋に
キラリと光る首輪
そうか
ちゃんと可愛がって
貰うんだ
もうここで
傷だらけになって
痛い思いをしなくて
いいんだね
よかったね
さようなら
とぼとぼと
歩き始めた
僕の背に
犬の視線を感じた
振り返っちゃいけない
決意が鈍るだけだ
それでも
これが最後だと
振り返ってしまった
無理した笑顔
そんなのいくら俺でも
わかるんだ
余計に悲しくなるだけ
ちらりと見えた首筋に
キラリと光る首輪
そうか
ちゃんと可愛がって
貰うんだ
もうここで
傷だらけになって
痛い思いをしなくて
いいんだね
よかったね
さようなら