先生

「先生のクラス、写真館やるそうですよ。」

「そうなの?」

と、春山先生。

「なんで芽唯知ってるの?」

と、咲。

二人とも驚いている。

「先生のクラスに幼なじみがいるから。」

「あぁ、阿桃くんだっけ??」

「そう。」

「阿桃って、阿桃瑞季のこと?」

「そうです。」

「お前ら幼なじみだったんだ。」

「はい。」

「ねぇ芽唯、写真館で何やるの?」

「記念撮影してくれるんだって。撮った写真も、すぐにプリントアウトしてくれるから、その場で写真もらえるんだって。」

「ほんと??じゃあ悠斗と行こっかな。」

「え、お前彼氏できたの?」

春山先生が驚いている。

「そうだよ!」

「お前が??え、悠斗って、バスケ部の?」

「うん。」

「お前ら二人してバスケ部に彼氏持ちかよ。」

< 102 / 436 >

この作品をシェア

pagetop