先生
「先生のクラス、写真館やるそうですよ。」
「そうなの?」
と、春山先生。
「なんで芽唯知ってるの?」
と、咲。
二人とも驚いている。
「先生のクラスに幼なじみがいるから。」
「あぁ、阿桃くんだっけ??」
「そう。」
「阿桃って、阿桃瑞季のこと?」
「そうです。」
「お前ら幼なじみだったんだ。」
「はい。」
「ねぇ芽唯、写真館で何やるの?」
「記念撮影してくれるんだって。撮った写真も、すぐにプリントアウトしてくれるから、その場で写真もらえるんだって。」
「ほんと??じゃあ悠斗と行こっかな。」
「え、お前彼氏できたの?」
春山先生が驚いている。
「そうだよ!」
「お前が??え、悠斗って、バスケ部の?」
「うん。」
「お前ら二人してバスケ部に彼氏持ちかよ。」