先生

「お待たせしました。えっと、神木先生がコーヒーですよね？」

「おう。さんきゅー。」

「春山先生はミルクティですね。」

「ありがと。」

「じゃあ、ごゆっくりどうぞ。」

と言って吉岡は戻っていった。

やばっ。ほんとかわいすぎる。

「おい太陽、お前見過ぎ。どうせかわいいとか思ってんだろ？」

こいつエスパーかよ！

「そんなんじゃねぇよ！てかそんな見てねぇよ！！」

「どうだかなぁ。」

連はニヤニヤしている。

しょうがねぇじゃん。

勝手に目があいつ追ってんだからさ。

意識して見てるわけじゃねぇんだよ。

もう、俺、重症だ。