先生

そして今日は解散となった。

みんなのご飯代を太陽が全部出してくれるみたい。

かっこよすぎだよ太陽。

もう太陽は私の自慢の彼氏。

誰にも自慢出来ないけどね。

太陽以外の私たちは外で太陽を待っていた。

「よかったな。」

「え?」

斗真が私の方へ来た。

「新しい恋始めることできて。」

「あ…うん、ありがとう。」

「てか言えよな。」

「ごめん。」

ほんとにごめんね、斗真。

相手は教師だから言えないの。

「最近幸せそうだったのは彼氏ができたからだったんだな。」

「えっ幸せそうだった?」

「うん!すごくね。」

私そんなに顔に出てたんだ。

わかりやすいのかな、私。

「羨ましいよ。…彼氏が。」

「えっ…」




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