先生

「どんな太陽も大好きだよ。」

「また反則！そんなこと言ってー！かわいすぎるだろ！」

そう言って太陽は私を抱きしめた。

「そんな嬉しいこと言ってくれるなんて、俺マジで幸せだよ。」

「太陽気づいてないの？」

「ん？」

「太陽だって、嬉しいことさらりと言ってるんだよ。」

「え？俺が？？」

やっぱり自覚なしか…。

「さっきだって私と一緒にいたいなって言ってくれたじゃん。そういうの、いちいち嬉しいんだよ。きゅんってするんだよ。毎日太陽にドキドキしてるんだよ。」

「俺だけじゃなかったんだ。」

「え？」

「俺も毎日芽唯にドキドキする。」

うそっ！太陽も？？ほんとにっ？？？

「太陽もだったの？？」

「それ俺のセリフだよ。まさか芽唯も俺にドキドキしてくれてたなんて。」

「…それだけ大好きなんだよ。」

「また！俺きゅん死にしそうだよ。」

「太陽といるとね、私がどれだけ太陽を好きか全部伝わればいいのにって思うんだ。どんなに大好きって言っても言葉で表せてない気がして。だから何回でも太陽に大好きって伝えたいの。思ってるだけじゃなくて言葉にして太陽に伝えたいの。そのくらい、ほんとに太陽が大好きなんだよ。」

太陽は私にキスをした。

そしてもう一度抱きしめた。