先生

「めーい?芽唯!!!」

私はハッと我に返った。

「あっごめん。」

「もう、また自分の世界に入ってたの?」

ちょっと拗ねて言うのは私の大好きな人。

今日は太陽の家で休日を過ごしている。

「ごめーんね!」

「ちゅーしてくれたら許してあげるよ!」

何かあるとすぐちゅーって言うんだから…。

私は太陽に近づいていきキスをした。

「許してくれる?」

「………」

太陽は何も言わない。

「太陽…?」

「芽唯。」

「ん?」

太陽の顔が真剣。

何言われるんだろう。

< 207 / 436 >

この作品をシェア

pagetop