先生

その写真に写っていたのは太陽と女の人だった。

「えっ…なんで?」

私は写真を見て驚きを隠せなかった。

その時太陽がお風呂から上がってきた。

「芽唯ありがとな…芽唯?」

テレビの前で座り込んでいる私に太陽が寄ってきた。

「どうした…」

太陽は芽唯が持っているものを慌てて奪った。

「違う!違うんだ芽唯!誤解だ!」

「………」

私は何も言えないでいた。

そして、ある日太陽が話してくれたことを思い出した。

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