先生

そして、家に着いた。

ピンポーン

太陽が私をおんぶして玄関の前に立った。

「はい。」

と言ってお兄ちゃんが出てきた。

「こんばんは。芽唯さんの…
…李空先輩??」

「お前っ…太陽?」

私はこの二人の会話を聞いていたが今は何も喋れなくて、二人が知り合いなことに驚くことも出来なかった。


< 217 / 436 >

この作品をシェア

pagetop