先生
俺はこの日李空先輩に許可をもらって芽唯の側にいた。
芽唯はとても悲しい顔をして眠っていた。
芽唯…
辛いよな。
まさか、結唯が芽唯のお姉ちゃんだったなんて。
でも初めて会った時、ちょっと思ったんだよな。
結唯に似てるって。
だから俺、芽唯の顔見つめてしまったんだよ。
俺がもっと早く気付いてあげられたらよかったのにな。
ごめんな。
俺は芽唯の手を握って、いつの間にか寝てしまっていた。
太陽side end