先生

部屋に入った途端、今まで我慢してた涙が溢れてきた。

全然止まってくれない。

拭いても拭いても溢れてくる。

なんで泣いてるの私。

自分で決めたことなのに。

…太陽…

本当にごめんね。

太陽の全部が大好きだったよ。

太陽との思い出ずっと忘れないから。

ずっと心に閉まっておくから。

太陽。

私なんか忘れて幸せになってください。

もう私は太陽にはふさわしくない。

太陽を幸せにできるのは私じゃない。

ごめんね太陽。

ごめん。




今までありがとう。







さようなら。







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