先生

芽唯には幸せになってほしい。

本当は俺が幸せにしたかった。

だけど、それはもう無理みたいだ。

その役目は斗真なんだ。

だから俺は、芽唯の幸せを願うしかない。

けど俺は、芽唯のことを諦めることができるのだろうか。

もしかしたらもう、芽唯以外の誰も好きになることができないのかもしれない…

俺にとって芽唯は、本当に大切な存在だった。この世界で一番。

そんな存在の芽唯はもう他の人のものになった。

俺は、本当に芽唯が大好きなんだ。

この気持ちはこれから先ずっと変わらないと思う。

もう戻ることはできないのかな?

太陽side end

< 340 / 436 >

この作品をシェア

pagetop