先生
「…まぁ、黙ってやってあげてもいいけど…。」
すると山本はまた不敵な笑みを浮かべた。
「春山先生も素直じゃないな〜」
と言いながら携帯を操作しだした。
「はい、送っといたから!これで交渉成立ね!この写真のことは秘密ってことで!」
「わかったよ。」
「じゃ、私かわいいかわいい芽唯がいるところに戻りま〜す!」
なんだこいつ、嫌味か!
俺も行きてぇわ!
「おう、早く寝ろよー」
でもあくまで教師の俺は先生っぽいことを言っておく。
「おやすみなさーい」
そう言って山本は出ていった。