先生

太陽side

なにこの展開。

ってくらい今考えられない事が起きてる。

芽唯は俺があげたブレスレットのお返しだと言ってごはんとケーキを俺にくれた。

芽唯の手作りとか最高のプレゼントすぎ。

どれも本当に美味しかった。

俺芽唯の料理が好きだったな。

なんて、付き合ってた頃の事思い出してしまった。

「久々に先生に料理食べてもらったな。」

俺が思ってたことを言い当てられたみたいで、どきっとした。

「やっぱりうまいな。」

「よかった!昔はよく作ったもんね。」

「そうだな。」

今昔の話しないでくれ…

芽唯に、触れたくなる。

必死に我慢してるのに。

俺たちは会話が途切れてしまった。

きっと今、俺も芽唯も昔のこと思い出してる。

なぜか確信できる。

「今日ね、」

先に口を開いたのは芽唯だった。

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