先生

太陽side

ついに言ってしまった。

好きだと、告白してしまった。

言うつもりなんてなかった。

だけど、もう我慢できなかったんだ。

結果芽唯を困らせてしまったかもしれない。

返事を聞くのが怖くて保留にしてもらった。

芽唯はもう俺のこと好きになってくれないのだろうか。

俺だけが、こんなにも好きなのか。

でもクリスマスに芽唯と二人で会えて嬉しかった。

いろんな意味で予想外のクリスマスになった。

芽唯、ごめんな、困らせて。

我慢できなくてごめん。

こんな俺を許してほしい。

芽唯だけが、好きなんだ。

今日のことは俺にとって、

クリスマスの奇跡

だよ。

太陽side end


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