先生
そして次の日。
いつも通りな日を過ごして、一日が終わった。
いつも通り記録ノートを出しに行った。
コンコンっ
「失礼します記録ノート持ってきま……」
あれ?
先生寝てる?
私は先生に近づいてみた。
そして机に伏せっている先生に声をかけた。
「先生??」
「……ん、……」
なんか、苦しそう。
ゼーゼー言ってる…
「先生?大丈夫??先生??」
私は先生のおでこに手を当ててみた。
熱い…
すごい熱。
どうしよう。
とりあえず横にしたほうがいいよね。
「先生、ちょっとだけ立てる?」
私は先生を支えながらソファーに運んだ。
そして先生はソファーに横になった。
「……ごめん、な。…芽唯……」
こんな時に芽唯って…
「いいから、先生寝てて。」
「ごめん……」
先生はゆっくり目を閉じた。