先生

太陽side

ふと目を覚ますと、隣では俺の可愛い彼女がすやすや眠っている。

昨日のことが嘘みたいで夢なんじゃないかって思った。

だけどこうして隣に芽唯がいる。

幸せだ。

また芽唯のそばにいることができる。

芽唯とよりを戻してまだ一日。

なのにこの一年よく耐えられたなってくらいもう芽唯と離れることができなくなっている。

もう一緒に住みたいくらいだ。

だけどまだ芽唯が生徒でいる内はさすがにできない。

これからだって、羽目をはずしすぎてバレてしまったらせっかく一緒になれたのにまた離れ離れになってしまう。

慎重に付き合っていかなきゃな。

もう誰にも俺たちの邪魔なんてさせない。

芽唯が卒業するまで誰にもバレずに過ごそう。

芽唯、俺のところに戻ってきてくれてありがとう。

こんなこと照れ臭くて言えないけど、

愛してる。


太陽side end


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