先生

私は今日でみんなとお別れなんだって思ったら涙が出てきた。

「芽唯、大丈夫?」

それに気付いた咲が声をかけてくれた。

「咲…。卒業したくないよ…。」

私は泣きながら言った。

「私もだよ芽唯〜。」

咲も私につられて泣いてしまった。

そしていつもみたいに私たちは卒業式をそっちのけで今までの思い出を話していた。

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