好きのおもさ

何を言われても、祭りに絶対行かなかった。


そして祭りが開かれた一夜は終わりを迎えた。


そう、朝になったのだ.



<始業式の前日>


充実していた夏休みが、もう終わりを迎えようとしている。


この期間は、私はテスト勉強をしている.


始業式明けには、テストが行われる.


だからそれに備えている.


また地獄の学校生活が始まると、憂鬱だな。



今勉強をしていた私は、ちょっと休憩を挟もうとケータイを握った。


と言っても、アクセスする所なんて決まってる。


メールボックス。


なんていってるけど、実際他の人のアドレスなんて知らない。


知ろうとも思わない。


それなのに、何で期待してるんだろう。


誰かからメールが来ることを。



あと1つ、アクセスしている所がある。


ゲームだ.


農園と動物を育成するゲーム。


これは楽しくて、毎日している。


ケータイを買ってもらった時から。


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