好きのおもさ
story 8

学校を出ると、いつの間にか宇川くんの姿は無かった。



何だったんだろう、あいつの行動は。



とにかく私はまっすぐ家に帰った。




<体育大会 当日>



とうとう体育大会本番を迎えてしまった。


休みたい気持ちでいっぱいだったが、私は目の前のことから逃げてはいけない。



だから仕方なく出席することにした.



昨日は昨日ですぐに終わってしまい、今日のことを憂鬱に思ってると平気で時間は流れていく.




「平成26年度体育大会を開会します!!!」


体育委員長がマイクに向かって大きな声で宣言した。



辺りは盛り上がっている。



開会式を適当に終わらせ、競技に出ない人はテントに戻っていった。




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時間と共に終わっていく競技。


みんなの競争心は次第に高まっていく。




だがもうやっとのことで今は、午後の競技の中盤。



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