好きのおもさ
「知るかよ!
大体、何でおまえがコイツが驚いてるってわかんだよ・・・
何も言わねぇやつに...」
「だって体がびくってなってたから・・・」
私はこの状況にいてもたってもいられずに、とうとう席を立ち教室から逃げ出した.
でも私が教室を出た丁度その時・・・
「おい立山!
どこ行ってんだよ!
今からHR始めんぞ!!」
との担任からの呼びかけが聞こえた.
しかし私は返事をせずにただ走った.
靴も履かずスリッパのまま、外に出た.
「何やってんだよ・・・
ハァハァ・・・
おまえ、何考えてんだよ」
木の陰に隠れていると私をこうさせた主犯がやって来る.