(短編)君に微熱







「瞳、よく聞いて」


「うん・・・」



彼女の頭が、こくりと小さく頷いた。

その姿に胸が小さくざわつくのも、この気持ちを認めてしまえば、すべて納得がいく。








「好きだよ」






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