(短編)君に微熱




雅は、時々何を考えてるのか分からない。


昔はそんなこともなかったのに、最近になって、そう思うことが増えた。


それに、昔に比べて私たちと一緒にいることも少なくなった。


少し寂しいけど、それも仕方ないような気がしてる。



大学まで、同じ学校に入学できたことが、ただでさえすごいことなのだ、きっと。




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