あたしのカレ
でも諦めずに、次の日、もう一度カレに聞いてみた。
「ねぇ、本当に好きな人いないの?」
今度はちゃんと目を見て聞いてみた。
するとカレは
「いっいないしっ!///」
と、顔を赤くしていった。
その顔を見るだけでいるってわかった。
嘘が下手だなぁ(笑)
だからわたしもちょっと意地悪になった。
「本当はいるんでしょ~??顔、赤いよぉ~?」
「はっ、いないってば~////」
カレはそう言うものの顔の赤さは増すばかりであった。
「うそだ~!本当は?本当は?」
「いや、本当に!…いや、本当は…/////」
問い詰めるとカレは取り乱していた。
「えぇ~??」
「あ~もぉ!いるよ、いる!これでいいだろ!//////」
「ほほ~やっぱり!でで?誰ですか?」
「なっ!お前なぁ~!//////」
ここまで来るとカレの顔の赤さはピークが来て可哀想だったので、誰なのかは諦めてあげた。
「はははっ!ごめん、ごめん!でもいつかは教えてね?」
「それは…むり!!///」
「えぇ~ははっ!ほんと顔赤すぎ~!」
からかい過ぎたのかカレは
「この~!もう水飲みにいってくるわ!」
そういって照れた顔を隠しながらいってしまった。