うさぎさんうさぎさん
うさぎは親指を立てグッドサインを送る。
「いい飲みっぷり?」
私の問いかけにうさぎは否定の様子を見せる。
じゃあ何よ、とうさぎの背中を豪快に叩くとうさぎはびくんと体を跳ね上がらせる。
「まあ喋れないんだから仕方無いわね…」
その様子を見てから、小さい子ども達がうさぎに群がってきた。
私邪魔になるわね。営業妨害なっちゃう。
「ありがとねーうさぎさん話聞いてくれて、じゃあねー」
立ち上がり、去ろうとするとうさぎは私を無理矢理ベンチに座らせ、待っててとジェスチャーした。
そして、うさぎは仕事をするべき子ども達のところに向かった。