【短編】愛死テル
第四話
「理恵?」
いつの間にか、隣にはケンがいた
「なに?」
答えながら私は自然と微笑みかける
「渡しておきたいものがあるんだ」
後ろ手にしているケンが、その手に何かを隠しているのは明らかだ
なんだろう
「目、閉じて?」
いつの間にか、隣にはケンがいた
「なに?」
答えながら私は自然と微笑みかける
「渡しておきたいものがあるんだ」
後ろ手にしているケンが、その手に何かを隠しているのは明らかだ
なんだろう
「目、閉じて?」