ノリで付き合ってしまいました【企画】
「五十嵐くんからの、リクエストだよ」




「……へっ?」




「小桃と写真撮りたいんだってー」




ウソ!?



あたしと?




キョトンとしていると、麗ちゃんに強引に背中を押された。




「はい、ふたり並んで~!そう、もっと寄ってよ」




麗ちゃんが手をフリフリ、あたしにもっと右に寄れと言ってくる。








あたしの右にいる五十嵐くんは、ポケットに手を入れたまま、



ただ突っ立っている。



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