Heat haze〜陽炎〜

告白

最後の講義を途中でブッチしてラウンジに向かった


もうすでにサークルのメンバーは集まっている


「遅れました!」

駆け込んだ私に弘人先輩がポンポンと頭を撫でた

「お疲れさん。
では、いきますか。」


そう言って歩き出す先輩
胸が高鳴った


癖毛をワックスで遊ばせて
一見は美容師みたいなルックス


かっこいい


私はにやける顔を隠して先輩に続いた
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