ひまわり
「こんなんでどーよ?」
ナオキが髪をいじりながら鏡ごしにこっちを見て問いかけてくる。
「悪くないとおもうよ。寝癖みたいだけど笑」
「なんだよそれ。最悪やん!笑 つばさわそのままでいーの?今日わ気合いいれてかないと。」
「俺はいーよ。そんなことよりお前心の準備できてんの?」
「余裕余裕♪昨日風呂でめっちゃ練習したかんね!笑」
「ならいーけどさ。で、どのタイミングでコクんだよ!」
「ぢゃあさ俺が今だ!っておもったらお前にワンギリすっからそしたら実彩子ちゃん連れてってよ!」
…実彩子ちゃん?
もう一人の女の子実彩子ちゃんていうんだ。
「わかった!マヂがんばれよ!」
「さんきゅ♪じゃあそろそろ行くか!こーゆーときは男が先に行って待ってなきゃだめだもんな。笑」
…なんかわかんないけど俺も緊張してきた。