〜今、キミに伝えたい〜
投げる前は、「これで割れなかったらすごいなぁ!」という、子供らしい気持ちで投げた。

ーーーーーーーーーーが、泥団子は割れてしまった。

でも、二人は「割れちゃったね〜」「だね〜」と軽く言葉を交わした後、「楽しかったね」と笑い合い、学校を出て行った。


お互いの家にも行った。
沢山遊びたいからといって、学校からそのまま行ったりもした。



このように、愛海と楓夏は毎日のように遊んでいた。

でも、一年というのはとても早いもの。
あっという間に、二年生から三年生に進級した。
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