〜今、キミに伝えたい〜
緊張して、嬉しそうな顔と台詞ではないけれど、心は喜びで満ち溢れていた。


さっきので泣きそうになっていたのもあり、本当に泣いてしまいそうだった。




少女の方から、自己紹介を始めた。



「うちは、井堂 愛海(いどう あいみ)」



「私は、井桐 楓夏(いとう ふうか)」




愛海は、肩より少し下くらいの髪を、頭の右と左に小さく結んでいる。


初めて見た髪型。
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