Golden Apple
早朝のコンビニで出会ったらしい。どんな出会いだ。
あたしよりも早く起きるミカミですらぼーっとした顔でトーガとタクトを迎え入れた。
「もしかしてクラギちゃんもミカミと夜な夜な営みに励んでんの? 俺も仲間に入れてー」
「お前も少し寝れば? テンションがキモイ」
脚を蹴飛ばす。ひょい、と交わされて舌打ち。
部屋入ってもう一回寝ようかな。入れたのミカミだし、関係ないし。
「一つ屋根の下に男女が一緒に居るのになんもねーの? つまんねー」
「ミカミ、トーガを永遠の眠りにつかせていい?」
「良いですよ」
「え即答!?」