Golden Apple

その後ろにいたのはタクト。

その後ろにいたのは…コウヅカ…?


「こうやって首に手を当てられてさあ? どういう気持ちなの? 親に殺されそうになるってのは?」


顔が強張る。


「…やめて」

「あとは何されたの?」

「やめて」

「俺にも教えてよ」

「やめてってば!」


一際大きい声が出た。
辺りがしんとする。

いや、最初からそうなのかもしれない。



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