Golden Apple
脈絡が無さ過ぎた。あたしは何でもない、と首を横に振る。
夕飯を作ってシャワーを浴びよう。
明日にはちゃんと学校へ行かなくては。
「本当にありがとう。身体大丈夫?」
「あたし何もしてないんだわ。乗り込んだは良いものの、喧嘩して吐いてきただけ」
「ううん、ちゃんと話せた」
キッシーが笑っている。
自分が良いと言うならそれで良い。
どっちにしろ、キッシーにしか解決できないことだろうし。
注文したアイスコーヒーを貰って、ソファーの席に座る。