(短編)私と先輩の関係




はっ・・・


紺野先輩だ!


今日はなんだか眠そうだなぁ・・・


かわいい・・・




そう。



一つ上の学年の紺野先輩が、



それはもう堪らなく



私が理想とする受け、そのものなのです!




女の子みたいに可愛らしく整った顔。


漆黒の髪は、風が吹く度、さらりと舞い上がり、香りたつようだ。


長めの前髪はセンターで分けられていて、髪の長さは耳の少し下くらい。


低めの身長も、華奢な体格も、すべて・・・・



紺野先輩は、腐女子心をくすぐる、素晴らしい逸材なのです!



そんな紺野先輩をたまに校内で見かけると遠くから観察するというのが、すっかり最近の日課になってしまいました。



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