吸血鬼少女の餌は意地悪幼なじみ!

舞台裏の関係者専用出入口で小花を待つ
すると、小花が長めのパーカーを着て現れた


「…まさか、水着?」

「うん、着替えたら外に出ても良いって言われたから…着るしかなかった」


本当に嫌そうに言う小花
まぁ、そーだろうな…


「本当は着たくないんだよ?見せられるような体じゃないし…でも、血飲みたいから我慢した」


そーいえば、小花の水着姿って…小学校以来見てない気がする


「見せて?」

「えっ?!い、今?!」

「そう、今」

「なんで?!」

「見たいから」

「は、恥ずかしいから…嫌」

「血、あげないよ?」

「ひ、卑怯だー」


そして、今日も小花は俺に負ける



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